サラリーマン技術者の調査レポート

日々の業務で気付いた当たり障りのない技術的なあれこれを綴ります。

WildFlyのCLIでXAデータソースを削除する

前回の続きで、WildFly8.1に設定したOracleXADataSource(とJDBC Driver)を削除する手順を示します。 追加したものは削除できるようにしておくのが作法です。

事前準備

jboss-cliを起動して後で必要になる変数を設定します。

# set data source name
set datasource_name=...

OracleXADataSourceを削除

removeコマンドで削除します。

# remove xa-datasource
/subsystem=datasources/xa-data-source=$datasource_name:remove

を実行して

{"outcome" => "success"}

が表示されたら成功です。

JDBCドライバを削除

同じくremoveコマンドで削除します。

# remove jdbc driver
/subsystem=datasources/jdbc-driver=oracle-driver:remove

を実行して

{"outcome" => "success"}

が表示されたら成功です。

JDBCドライバモジュールを削除

モジュールはmodule removeコマンドで削除します。

# remove jdbc driver module
module remove --name=oracle.jdbc

を実行します。すると

Failed to delete (モジュールのパス)

とモジュールの削除に失敗したようなことを言われますが、モジュールの置かれているディレクトリのmodule.xmlが消えているので問題ありません。ojdbc6.jarファイルをサーバーが握っていて消せないだけなので、サーバープロセスを停止すれば削除できるようになります。CLI

shutdown

を実行してサーバーを停止したら手動でJBOSS_HOME\modules以下のoracleディレクトリを丸ごと削除してください。 あるいは、cmd.exeで次のコマンドを実行してください。

>RD /S /Q JBOSS_HOME\modules\oracle

以上で終了です。